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指 導 方 針
【大津瀬田レイカーズ】

野球をしながら
団結・友愛・規律・勇気・忍耐
を身につけよう
<はじめに>
 野球選手の練習方法は、毎日が基本のくり返しで、プレーヤーは基本に忠実でなければなりません。
 例えば投手の場合、投球フォームのチェックから始まりますが、プレートの使い方、足の上げ方、ステップした足の位置、リリースポイントはどうか、足、腰、膝、肘、などすべての部分をいつものとおり正しく使っているだろうか。これらひとつひとつを注意しながら動作をくり返すことによって、投球フォームからバント処理、その他の投手守備などの基本を覚えてしまうことが大切です。基本がしっかりできていれば無駄に力むこともなくその人の体に即した合理的なピッチングができます。したがってどこにも無理がなければ故障につながりません。
 またランニングによって投球のさまざまな動きに対応する柔軟な筋肉が鍛えられますし身体づくりを重視した科学的ウエイトトレーニングで筋力アップもはかれます。
 こうしたことは、正しい基本をマスターした土台の上への積み重ねでなければ意味がありません。野手にも同じことが言えます。常に基本に忠実にということを意識して練習していれば、それが自然と身につくものです。
 身体で覚えた技術は、いざというとき、瞬間的に体が動きます。ピンチになって、体を固くすることもなくなるでしょう。チャンスにも同じことが言えます。プレッシャーをはね返す強さが生まれます。実力どおりの結果を出せます。
 以上、基本論を正しく理解し、くり返しくり返し練習を重ねてください。誰でも知っている、誰でもわかっている平凡な基本動作のくり返しには、根気がいります。しかし地道で、ひたむきな努力がいつかゲームでファインプレーにつながるでしょう。

<基本理念>
★『野球を通じての人間関係、はっきりとした自己主張と信念ある人間作り』を目指し、硬式野球に真剣に取り組む中学生が、技術的にも常にレベルアップを図り、高校野球につなげるものを習得する。

<活動方針>
★基本的には、日本少年野球連盟主催の『春、夏の日本選手権大会』と、秋の『関西秋季大会』滋賀県支部主催の『滋賀大会』と当チーム主催の『大津びわこ大会』の5大会を中心とした大会参加と、ローカル大会の参加という方針の基に活動する。
  1.強化合宿、遠征の実施
 合宿による『野球漬け』、滋賀県を離れての遠征試合による『遠征の楽しみ』の中でチームメイトとの寝起き、風呂等、規律ある団体生活を体験させる。
2.練習試合の積極的実施
 他府県チームとの練習試合を積極的に行い、秋季大会終了後は、シーズンオフまでの間、さらに練習試合を重ね選手個々のチェックならびに守備におけるコンバート等、来春のスタートに向け実施する。

<指導方針>
★日常の練習について
 練習は、個人練習と集合練習の2種類の組み合わせとするため、個人練習(自主トレ)の地道な取り組みが重要である。
  1.個人練習
 集合練習以外で平日における学校から帰宅した時点での練習を意味する。
2.集合練習
 から池グランドにおける練習を意味し、投球、打撃、守備の練習を中心としたチームプレー(連係)の練習が主となる。雨天時は原則として集合練習休みとするが、室内練習場での練習や集会場を利用した野球教室(ミーティング等)を必要の都度実施する。

★自己管理について
 技術的な指導および野球関連の知識については、一般的、専門的を問わず指導しますが以下の点に関しては、各家庭でのご指導をお願いします。
 1.健康管理・・各個人における健康管理(食事に関する栄養バランス,十分な睡眠時間の確保,傷病の予防)に努める。
 2.日常管理・・時間管理を厳正に、練習等不参加時は、選手自身が連絡をとる。
 3.用具管理・・野球用具を大切にユニフォーム、バッグ等、一切を『自己管理』する習慣を身につける。

<ご家庭へのお願い>
★食事関係について
  1.朝食は必ずとる。
 一日のスタートは朝食から。また中学生のこの時期は、身体的成長も著しく、栄養素を特に必要とする時期です。食事をすることにより貧血の予防とアゴの上下運動により眠気もとれます。必ず朝食をとるようにしてください。
2.栄養素と食事の大切さを再認識する。
 人間の細胞は新陳代謝により古い細胞から新しい細胞へと食べ物が人間の体を作り替えます。また、スポーツで使われるエネルギーや、基礎体力と持久力を養うための栄養素が必要で、食べるということは体作りに大きな影響を与えるものです。
 毎日の献立作りから調理、その日の体調に合わせた対応法まで、子どもが日々のスポーツに十分力を発揮できるよう、心くばりをお願いします。
3.ビタミンをしっかりとる。
 ビタミンは精神の安定、眼球疲労に特に効果があります。中学生の時期は情緒も不安定になりがちで、テレビ、ファミコン等による眼球疲労も多いものです。
 緑黄色野菜、フルーツでしっかりビタミンを補給するようにしてください。
4.水分を充分とる。
 大量に汗をかき水分をとらないと血液が濃縮され腎臓病を引き起こすことにもなります。運動し、汗をかき始めたら(5℃の水)少しずつ補給し、終わってからは温かいものを飲ませる方がノドの渇きはなくなります。
 また、運動する人のスペシャルドリンクは『牛乳』であることをお忘れなく!!炭酸飲料は飲まないようにしましょう。
★身体の日常管理について
 .歯の手入れを怠らないようにしてください。『歯』が悪いと食事が思うようにできないどころか内臓を悪くし、ひいては体力低下に陥ることになります。
 .テレビ、雑誌は寝転んで見ない。
 疲れていると、つい、テレビ、雑誌を寝転んで見ることになりがちですが、寝転んで見ると右目と左目の視力が異なってきます。左右の視力が異なると遠近感がなくなり、正確にボールを打ったり、掴んだりすることができなくなります。
 テレビ、雑誌は明るいところで正しい姿勢で、また、ファミコン等は動態視力の低下にもつながりますので注意してください。

 最後に、少年硬式野球の練習や試合等に関心と理解をもっていただき、周りの人達や家族が支援協力を惜しまず、温かく見守ってください。

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